10月に入りましたね、地図子です!
今年も残り3ヶ月しかないとは・・・いったい何をしていたのでしょう。
2021年の残りもたくさんプチ冒険をしたいと思います♪
今回は日野市の用水路第4弾、新井用水を歩くです!
今まで歩いた用水路と比べるとかなり距離が短く、歩きやすいです。
秋のお散歩にさらりとれっつごー!
【2024/11/9更新】新井用水についてのYouTubeもぜひ見てください!
歴史を残す新井用水
今回の新井用水を歩くは高幡不動駅から浅川沿いを歩いてスタート地点へ向かいます。
地図を見ると新井用水が始まるのは、大体浅川がカーブしている辺りです。
新井用水の一つ興味深いところは、地名との不一致です。
新井用水は浅川の左岸に設けられていますが、今の日野市新井は主に右岸にあります。
水辺のある風景日野50選によると、昔の新井の中心は左岸にありその名残のようです。
新井用水の取水口付近(A地点)に来ました。
ピクニックするのに良さそうな休憩所が設けられています。
ここで新井用水の流れをよく見ると、Y字になっています。
左の浅川方面からは水が流れていなく、水は右から来ています。
同じく水辺のある風景日野50選によると、取水口は1982年に浅川の堤防を造ったことで撤去されたそうです。
今新井用水に流れている右からの水は上田用水からの分水になります。
大木島自然公園と曼珠沙華
しばらく新井用水沿いに歩きます。
新井用水も合流と分水を繰り返していて、浅川の低地を潤します。
親水スペースで水を触ると水温はぬるい!
誰かが釣ったのか魚が打ち上げられていました。
新川崎街道を越えて、大木島自然公園(B地点)に到着です。
日野市は公園で用水路に触れられるようにしていて、子どもたちは遊び放題です。
大木島自然公園は曼珠沙華が有名ですが、今年は既に盛りが過ぎていました。
浅川リターンズ
新井用水は引き続き住宅地の中を流れていきます。
浅川左岸は1960年代に区画整理が行われ、街並みが整理されています。
その中でも水が流れる新井用水を残してくれていてありがたいです。
住宅街を突っ切っていた新井用水は滝のような音を立てながら浅川へ曲がります。
90°曲がるところには田んぼも残っていて、今にも収穫されそうです。
新井用水が浅川に戻る直前には、石明神社が鎮座しています。
今は日野市石田の神社ですが、以前は新井の鎮守だったそうです。
この辺りは浅川が氾濫しやすく、「堰」の神社だったという説もあります。
地図子も浅川が好きですが、昔の人も浅川と共存したかったんですね。
多摩都市モノレールが見える場所で、新井用水の水は浅川に戻っていきます。
対岸には向島用水もあり、日野市は本当に用水路が豊富な町です。
この町の豊かさをこれからも残していってほしいと思います!
今回の新井用水を歩く、はここまでになります!
距離は長くなかったですが、水の存在が近い用水路でした。
公園や神社もあるので、お散歩コースにうってつけかと思います♪
皆さんも新井用水で日野市の町の水の近さを感じてみては?♡♡
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*日野市の用水シリーズ*