お元気ですか、地図子です!
山手線二十九景を書いているうちに、
梅雨は明け、あっという間に小学生は夏休みを迎えてしまいました♪
蝉の音が似合う季節になってきましたね~!
さて、今回は久しぶりの「たまに荒川を行く」です!
前回夕暮れのタイムアップで平井大橋までしか到達できず・・・
今回は再び平井大橋に戻り、遂に河口を目指します!
一旦は11.4kmの旅!
というわけで、約1ヶ月前の某日。
まだ自転車漕いでもさほど汗ばまなかった頃。
平井大橋に到着!はい、快晴最高!
野球少年たちが小鴨のように可愛く走り抜ける中、「新小岩之景」を発見です。
「昭和30年頃までの荒川は、帆かけ舟がゆったり走っていて、
広々とした周囲の景色にぴったりの、のどかで美しい環境がありました。」
と書いてあるのを想像するのは風情がありますね。
首都高の下をくぐると、左岸には何やらおじさんがたくさん・・・
実は隣は中川で、ボートレース江戸川が盛り上がっている模様です。
荒川と中川の間の景色がなかなかシンプルで、すかっとします。
ここで登場する「船堀之景」で書かれている、
船堀の隣に松江という地名があるのが松江城近辺を想起させます。
松江一中の隣にある「ちょっとした桜並木」も気になる。
ボートレース江戸川を過ぎると、船堀駅を擁する都営新宿線の高架下が現れます。
よく見ると、スカイツリーに向かって真っすぐに線路が敷かれているみたいです。
都営新宿線を過ぎるとまたもや地名が変わり、いよいよ荒川最後の高架下です!
「西葛西之景」には、
「新川は行徳方面から、魚や塩などを江戸に運ぶ重要な運河だったんだよ」
とあり、以前のブラ地図子浦安編に通じそうな予感。
そして何と河口までも後1kmとの看板が!
遂に東西線高架下へ到着!
青い。空も川も電車も青いです。
ふ~、やっと東西線が見えた!残すは河口のみ。
と思ったのですが、携帯で地図を確認すると、
東西線の一つ手前の葛西橋以降荒川と中川の間から抜け出せる気がしません。
結局来た道を戻ることになりそうだけど、どうしよう・・・
でもせっかく来たので荒川と中川の間を極めて見せよう!
最悪泳いで渡ってやる!!!
ふ~、無事荒川と中川の間の先端に到着しました!
河口から0kmの看板が清々しいです。
でも泳いで渡るのは・・・少し遠いかも・・・(ぼそっ)
なんて考えながらふと見上げると、
この三角形はもしかして・・・
最後にありました、「臨海之景」の看板!
地図の真ん中に「旧海岸堤防碑」と、
「ここから先が海だったんだな?」と言っている男の子を発見!
京葉線の方は昔はどっぷり海水に浸かっていますね。
そんなことも確認できたので、諦めずに先端まで来て良かったです♪
そして看板の隣から望む、本物の臨海の景色も心が洗われます。
・・・終わり?
荒川河口まで辿り着いたので、ここで終わりにするか迷った挙句、
せっかくなのでもう一つの「臨海」も極めることに・・・
来ちゃいました、葛西臨海公園!
荒川河口まで来たんだからついでに、と思ったのですが、
先ほどの葛西橋まで戻ったところ、実はそこからなんと6km!
しかも首都高速湾岸線を渡る手段が歩道橋しかなく、四苦八苦。
ようやく辿り着いたものの、公園はファミリーで賑わっており、
謎のおひとりさま女子の存在価値を見出せなかったため(泣笑)、
手を洗ってさっさと撤退。
・・・終わり?
いやいや!!
結構疲れてきた気がするけども!!
もう1ヶ所荒川沿いの有名どころへ!!
最後に立ち寄ったのは 、祝☆初!若洲海浜公園です。
こちらも葛西臨海公園からだと、車だと首都高速湾岸線ですぐなのですが、
今回は東西線まで北上し、荒川を渡り、
人が全然いない工場地帯をひたすら行きます。
なかなか辿り着かないので心が折れかけましたが、
いざ着くと、ベイブリッジとその上を通る飛行機を眺めることができて絶景でした。
遠かったけどまた心いくまで夕陽が沈むのを眺めたいですね♪
それにしても葛西臨海公園は1989年に開園、
と考えると最近まで海だったのに、
今では草木が茂る憩いの場になっていて感動します。
魚を求めてにゃんこたちもたくさん!
今回の「たまに荒川を行く」はここまでです♪
この日は平井大橋の前に寄り道をしたので、合計70kmほどぷらぷらしていました。
何を目指しているんだ(笑)
荒川に関しては河口に到達したので、戸田橋~河口を制覇!
また時間があれば彩湖の方も行きたいです・・・!
皆さんも荒川と中川の間、あるいは若洲海浜公園で
ゆっくりと太陽が沈むところを眺めてみては?♡♡