遂にこの瞬間がきた。
今回山手線自転車で一周の旅の最終目的地、新大久保駅。
1日中頑張って漕いだのだから、漕ぎきったときにはどこか新しいステージに到達し、
新しい地図子に生まれ変わっているはず・・・!
そんなことを考えながら駅前を通ると、もうすっかり陽が落ちてきていた。
そんな夕方の風景が元工場地区によく似合う。
けれど、今の新大久保の工場地区っぽさは
地図で新大久保と大久保を見たときの碁盤の目からしか感じられなかった。
今回初めて降りたら、あら、びっくり!
ここはソウルの街角なのか?というくらい韓国風の人とお店で溢れていた。
どこを見て聞いてもハングルハングルハングルである。
今回新宿から始まり、
休日1日かけて山手線を自転車で1周した結果、
辿り着いたのはまさかの国外、ソウルだった。
果たして新しい地図子にはなれたのか・・・?
それは…
山手線のみぞ知る。
<完>