ふと思い立って、プチ冒険

私は鉄子ではなく、地図子です

多摩川上流の地図を楽しむ

皆さんこんばんは、地図子です!
最近は晴れの日が多くて暖かいですね。
代わりにどんどん目がかゆくなってきましたが・・・春が楽しみです♪

 

さて、地図子が大好きな多摩川ですが、今まで:
地図子、多摩川を歩く -1 笠取山での最初の一滴-
地図子、多摩川を歩く -2 奥多摩湖-
地図子、多摩川を歩く -3 奥多摩駅から鳩ノ巣駅まで-
地図子、多摩川を歩く -4 鳩ノ巣駅から軍畑駅まで-
地図子、多摩川を歩く -5 軍畑駅から青梅駅まで-
の5回で秋の多摩川を歩いてきました。

 

この後も四季折々の多摩川を歩いて行こうと思っているのですが、その前に歩いていて気になったことが!
それは・・・多摩川の地図です。

 

特に多摩川の上流は遊歩道も多く、観光スポットがたくさん。
そんな多摩川の魅力をどう伝えるか、試行錯誤している地図がたくさんあったのです。
地図子も「まいぺーすに歩く渋谷&原宿Map」を作ったので、地図に情報を取捨選択するのがどれだけ大変かは少しイメージがつきます。
そんな多摩川上流の地図での工夫に着目したいと思います。れっつごー!

 

 

 

 

 

 

1. 多摩川最上流、水干の地図

 

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多摩川の最初の一滴、水干で見ることができる案内板です。
この地図では、いかに水干が埼玉県と山梨県の境界の奥地にあるか、そこから多摩川上流の山や支流が細毛血管のように流れ、まとまって1本の多摩川を作っているかを読み取ることができます。
水道水源地のカラーリングも興味深く、丹波山村などはほとんど水道水源地ですね。
多摩川の水はこんな広い範囲から集まっているのだな〜と感動する地図です。

 

 

 

2. 笠取小屋で山の全貌を知る地図

 

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笠取山登山の途中の笠取小屋近くに置かれている地図です。
範囲が多摩川の水源地に絞られていて、山に焦点を当てているのがポイントです。
笠取山に登頂できたので、調子に乗って他の山も登る山ガールになるか!と思っていたのですが、多摩地域だけでもこんなに山があるとは恐れ多いです・・・

 

下の説明文に1921年笠取山の写真が載っていますが、伐採状況がひどいです。
無事水源地として保護されるようになって、良かったですね。

 

 

 

3. 笠取山登山に必須な水干ゾーン地図

 

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笠取山登山のスタート地点に置かれている登山地図です。
大体の人がこの地図を見て、笠取山をどう登ろうか決めるのではないでしょうか。
地図子はこの地図を見ながら、無事登頂できるのか&小さな分水嶺・水干・頂上をすべて回れるのかドキドキしていたため、印象に残っている地図です。
無料のパンフレットも一緒に置いてあるので、朝早いなくなる前の時間であればもらうことができます。

 

 

 

4. 奥多摩むかしみち案内図

 

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ヒヤパさんと一緒に多摩川沿いで遭難、いえ、廃墟探訪したときに撮った地図です。
この地図を参考にすれば、定期的に見どころがあって楽しみながら歩けます・・・最初の2/3は。
よく見るとこの地図上もそうなっていますが最後の1/3は奥多摩湖近くの迂回がひどく、ほぼ奥多摩湖の目の前なのに、全然辿りつかない奥多摩キロメートル現象が起きます。
地図に「めちゃ迂回するよ!」と書いてもらえると、心の準備はできるかと思います。

 

 

 

5. 愛宕山公園周辺案内図

 

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奥多摩湖から川井駅付近までの登山道が主に描かれている地図です。
地図子のように川沿いを歩く場合はあまりピンときませんが、奥多摩駅中心のエリアだけでもこんなに登れる山があるんですね。
在宅勤務が普及してきたことで奥多摩に住むことへの憧れもありますが、もし住んだとしたら毎週違う山に登れてしまいます。

 

 

 

6. 白丸湖周辺散策まっぷ

 

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白丸ダム近くにある地図です。
さっきからちょくちょくそうですが、木製の地図になっているところがかわいい。
山だけでなく白丸駅近辺の観光スポットを教えてくれるのがポイントです。
縮尺が難しいですが、道の長さより道の下に書いてくれている時間を参考にするのが良さそうです。

 

 

 

7. 白丸ダムの立体地図

 

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もう1つ白丸ダムの近くに、ブラタモリに出てきそうな立体地図があります。
こう見ると奥多摩駅近辺で人が歩いたり住んだりできるスペースは、山と山の間の川が流れる谷間にしかないんだなということが分かります。
山の天狗たちが山の注意点について解説してくれるところがリアルです。
ちなみにこの立体地図は御岳インフォメーションセンターにも同じようなものがあり、そちらはカッパが注意喚起をしてくれます。

 

 

 

 

8. 古里駅周辺散策マップ

 

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地味そうに見えますが、意外と重要な古里駅にある地図です。
なぜならば鳩ノ巣駅古里駅の間にある大多摩ウォーキングトレイル(水色の線)が地図なしだとどこにあるか分からないからです。
鳩ノ巣駅の近くにはこの地図はないので、地図子のように上流から歩くとまず分かりません。
鳩ノ巣〜古里間を歩くときは、この地図を確認するのがオススメです。

 

 

 

9. 山中心の丹三郎特産物直売所周辺散策まっぷ

 

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丹三郎とは、古里駅川井駅の間にある古民家のお蕎麦屋さんです。
この地図も主に上流エリアの観光スポットを載せています。
川井駅の北側にたくさん茶屋が載っていて、今でも現役なのか気になります。
木製のかわいい地図の中に、かわいく熊に対する注意喚起も書かれています。

 

 

 

10. お店中心の御岳・沢井よってけMAP

 

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御岳・沢井駅近くだとお店が多いので、初めてお店中心の地図が!
地図子はカフェ茶楽さんでランチしましたが、他のお店も気になります。
この春らしい手書きの雰囲気がかわいいので、自分でもこんな地図が作れたら!なんて思いますが、地図子は絵心ない芸人もびっくりな感じなので、訓練が必要です・・・

 

 

 

11. シンプルイズザベスト・御岳渓谷案内図

 

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この地図はインフォメーションセンターが作ったのか、シンプルな地図です。
後から英語のシールを貼っているのも、コロナ前に外国人の観光客が御岳〜沢井あたりに訪れるようになったからでしょうか。
真ん中の山がでーんと道を占領しているのが分かりやすくて良い感じです。

 

 

 

12. この道は借用!御岳渓谷園地の地図

 

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こちらもインフォメーションセンターの地図らしく、11番と同じく英語名のテープが後から追加されています。
ただ、1つ違うところに着目すると、この地図は御岳〜沢井間の遊歩道が元々私道であったことを示しています。
確かにこの区間は川沿いにお家があり、散策しているとお家の敷地と遊歩道の境目が分からなくなります。
どこまでが所有されていて、どこまでが公的な場所なのかというのは非常に難しいです。

 

 

 

13. リアルな鳥瞰図!秩父多摩国立公園案内図

 

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青梅市の市街地が近づいてきた頃、巨大な鳥瞰図が現れました。
サイズも範囲もダイナミック!・・・なのですが細かすぎて字はほとんど読めない!
おそらく公園の雄大さと自然の豊富さが伝わればOKなのではと思います。
特に情報は入りませんが、イメージはとても頭に残る地図です。

 

 

 

14. 吉野街道中心の吉野梅郷観光案内図

 

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ラスト2つはどちらも日向和田駅近くの梅の案内の地図です。
今の時期、ちょうど綺麗なのではないでしょうか。
この地図は梅マークもピンクの雲マークのところも、全体的に梅エリアが多いです。

 

 

 

15. ラストも吉野梅郷観光マップ

 

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そして最後も同じく日向和田の梅。
・・・ですが、こちらの方が梅の数が少なく見えてルートの点線も分かりづらいです。
逆にこの区間の全体像を把握したかったら分かりやすいかもしれないです。
御岳と青梅に挟まれて結構疎だと思うので、今の時期に是非観光へ♪

 

 

 

こんな形で多摩川上流の地図15個を紹介しました!
どれも地図の材質やサイズから、テーマやエリアも違って面白かったですね。
地図を追いながら散歩をしてみると、広域のイメージも湧くと思います。
これだけたくさん地図があるので、今後地図を作るときの参考にできそうです。

 

皆さんも是非多摩川上流の地図を見ながら、多摩川歩きをしてみては?♡♡

 

 

 

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多摩川の地図や絵図も色々あるので、見てみてください♪