日も延びて気持ち暖かくなってきましたが、わくわくしてますか、地図子です!
今年も3月17日(土)に
「すぎなみ 道草のススメ」
が開催されるようですね@座・高円寺2!
暗渠トークは杉並区開催が圧倒的に多いですよね〜!
神田川水系で賑わっているからでしょうか?
東京の南側でも開催したいです!
さあ呑川を歩く、ラスト2回!
支流3本続きのうち今回は「駒沢支流」になります。
前回はお尻がぷりっとした柿の木坂支流を歩きました。
今回は、柿の木坂支流終点の東急東横線の都立大学駅近辺から(C)
駒沢支流が呑川に合流する地点まで歩き、
そこから水源である駒沢オリンピック公園(D)まで遡りたいと思います。
駒沢支流は一言で擬人化すると
「生まれ分からないし、なかなか会えないんだけど、
つい探してしまう魅惑のお姉様」
という感じでした。
今回はなかなかミステリアス。男性だったら心焦がしちゃうかも。
正体を探りに、さあれっつごー!
駒沢支流は水の流れに逆らって進むことになるので、
スタートする呑川との合流地点はというと、
以前本流編でもお届けしたこちらのポイントになります。
横に流れるのが呑川本流、縦に伸びているのが駒沢支流になります。
本流のときは寄り道できなかったので、ワクワクしながら進みます。
駒沢支流を歩いていても目黒区オーラが出ていて、住宅街という感じなのですが、
たまにこのような命の輝きを確認することができます。
3つの支流は現在下水道として使用されていて、
いつまで開渠だったのかは確かめられなかったのですが、
旧呑川が埋め立てられたのが1976年なので、
この木が生え始めた1978年はギリギリ駒沢支流が開渠だった可能性もありますね。
駒沢支流近辺では、目黒区が「みどりの散歩道」と称して、
オススメ散歩ルートを提案してくれています。
その通りに歩けば、説明板や可愛いオブジェも見つけられるかも・・・?
自由通りを越えると緑道はあっという間に終了し、
駒沢オリンピック公園はもう目の前。
それもそのはず、駒沢支流は一番短く、およそ800mしかないのです!
ランニングコースにぴったり☆
駒沢オリンピック公園の南口に到着しました。
・・・が、支流は短くても、東京大都市化が進むこのご時世、
水源の跡を見つけることが一番大変です。
駒沢支流も水源が明らかになっていないので、水源っぽい地形を探します。
改めて見ると、駒沢オリンピック公園もだいぶ変な形状をしています。
公園の上を駒沢通りが貫通していて、車が走っていたり、
遊具がある場所がスリバチ状になっていたり・・・
雰囲気としては水を蓄える緑の公園が川沿いにあった、善福寺川に似ています。
駒沢オリンピック公園は以前東京ゴルフ倶楽部だった、
という情報しか見つからなかったのですが、
東京ゴルフ倶楽部になる前はかなり自然が豊かだったのではと予想されます。
今はかなり人工的な形状をしていますが・・・
でも、う〜ん。
駒沢オリンピック公園の中が水源だったとすると、
かなり大きな川の名残のような地形だな〜と少し消化不良。
もう少し粘って調べてみたところ、別の有力説を発見しました!
南口の隣の高台のマンションの庭にあるのが湧き水かも・・・?という説です。
確かに地図でも水があるのが確認できますね。
ここに住んでいたら駒沢支流の水源が見放題の生活が送れるかもしれません。
地形マニアの聖地・・・!
マンションの湧水を見学させてくださる方、募集中です⭐︎
今回の駒沢支流を歩くの旅は、水源を推測してここで終了です!
短いながらも水源が謎に包まれている駒沢支流のミステリアスさ、伝わりましたか?
普段は白黒はっきりしたい地図子ですが、今回は分からないってロマンでした。
次回は長い呑川散歩生活のラストを迎えます♪
皆さんも駒沢オリンピック公園の独特な形状を楽しんでみては?♡♡
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今までの呑川シリーズ♪
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