新年明けましておめでとうございます、地図子です!
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
ブログを始めてから遂に後20分で1周年記念になりました♪
多くの方に読んでいただけて、スターやコメントをいただいて嬉しい限りです。
最初の記事の自分、若い!
また、2017年は神楽坂から東京都南部へお引越しした年だったのですが、
2018年は念願の多摩川の記事などを届けていきたいと思っています!
その一環として、ご近所を知ろう!そうしよう!という2018年初企画が、
地図子、呑川を歩く
です。
東京都南部は宅地開発により川がつぶれたり暗渠化されたりしていますが、
支流を吸い込んだ後に、東京都目黒区大岡山で開渠化し、
更に東京都大田区東蒲田付近で緑地の旧呑川と水路の新呑川に分かれます。
今回は呑川の本流+旧呑川を前半と後半に分けてお送りしたいと思います!
さあ、れっつごー!
今回のスタートは世田谷区にある、東急田園都市線の桜新町駅です!
何だかんだ地図子が桜新町駅で降りたのは、人生で2回目かもしれないです・・・!
まずは道路の北口側に出て、駅の名前と関係がある?桜神宮に寄ってみました。
絶賛新年に向けて準備中でした。
おそばの増田屋さんがあるのは、水源が近かったからでしょうか・・・?
さて、今度は道路の南側に出て、呑川歩き開始です!
地図で見ると、桜新町駅と国道246号の間はくねくねと川の名残がありますが、
桜新町駅より北側は完全に宅地化されていて見分けがつきません、残念・・・
サザエさんにお見送りされて出発です!
道を行くと、少し階段の上にある家が多くて、何となく暗渠っぽさが出ます。
暗渠を守るお稲荷さんも発見です。
少し歩くと、道路が少し広くなり、暗渠の上が歩道になります。
国道246号に出ました。
北側に呑川の跡が残っていますが、今はもうゴミ置場になっていました(泣)
水は流れていないようですが、雨が降ったら水が溜まるのでしょうか?
歩道橋を渡って南側に出ると、世田谷区深沢に入り、不思議なオブジェがお出迎え。
そして遂に水路が出てきた・・・!
と思いましたが、よく見ると最近の晴天で干上がったのか、全然水が流れていません。
川への出入りを頑丈に禁じていた神田川と比べると、入りたい放題ですね(笑)
親水公園の隣には味のある銭湯もありましたが、残念ながら無期限休業中でした。
ところでこの呑川の世田谷区区域は、橋がレトロで可愛いです!
呑川の流れが親水公園として残っているのですが、橋もそのまま残っているので、
思わず全部写真に収めてしまいました。
そして高級住宅街ど真ん中なのに、団地も残されているところが
川沿いレトロのいいところです♪
やっと水路に水が入り始めた!
・・・と思ったら、今度は完全に暗渠化され、上が歩道に様変わりします。
ただし、橋の欄干は残されているので、トマソンだらけです。
ここからしばらく大量のトマソンと、橋名のフォントの違いをお楽しみください☆
今回も呑川沿いの区の土嚢をコンプリートできるかも(笑)
暗渠上の歩道はどんどん狭まっていき、雰囲気も変わってきたと思ったら・・・
目黒区八雲に出てきて、土嚢も目黒区のものに変わりました。
ここまでの呑川は親水公園になっていたり、広めの歩道にして遊具を置いたりと
家族連れが多い世田谷区っぽさが出ていましたが、
目黒区に入ると暗渠の幅が狭まって何だか効率的・・・?
自由が丘感がむんむんします(笑)
ちょうど自由が丘駅の大井町線開通に伴い、九品仏前駅から改名する際に、
候補に挙がっていた「衾駅」の由来の衾村の説明もありました。
衾駅になっていたら、自由が丘駅付近の人気も違ったでしょうね・・・!
そんなことを考えながらてくてく歩いていたら、
駒沢オリンピック公園を起点とする駒沢支流が合流しました。
今度はこちらも歩いてみたい!
さりげなく置いてあった謎のザリガニのオブジェも気になります。
駒沢支流の隣に、八雲氷川神社があったので、立ち寄ってみました。
衾村の鎮守だったそうで、こちらも新年のご準備の真っ最中でした。
参道の途中に橋の名残があり、これも完全にトマソンですね!
東急東横線の都立大学駅に近づいてきて、ここでも目黒区の効率さ発見です。
呑川の暗渠がことごとく駐輪場になっているのです!
暗渠があると意外と隣の道ではなく、
暗渠上を歩いた方が安全な気持ちになるのですが、
駅前のように車より人や自転車が多いところは駐輪場にした方が確かに効率的です。
今まで橋のトマソンを残してくれていなかった目黒区も、
駐輪場の名前として橋の名前を復活させています。
東急東横線の真下を引き続き進みます。
ここでは世田谷区上馬を水源とする柿の木坂支流とも合流します。
稲荷橋置場を最後に駐輪場も収まりを見せ・・・
暗渠の歩道も広くなり、呑川がゆったりしてきました。
暗渠の上に目黒区立中根小学校と中根住区センター間の橋がかかります。
立派な階段付きの邸宅や、転げ落ちそうな角度の坂も発見です。
看板が目指すのは東京工業大学になり、目黒区カラーもそろそろ終わりです。
小学生がのんびり歩くような歩道が復活です。
12月なのにお花が鮮やかに咲いていてびっくりしました。
すると前からがったんごっとんという音が・・・!
東急大井町線と東急目黒線が2段になって呑川を越えていきます。
さあ、私は呑川と一緒に線路を越えられるのでしょうか、
それとも遠回りしないといけないのでしょうか・・・?
おおお!
ありがたいお話で、歩行者には呑川本流緑道工大橋道路という地下道がありました!
これで遠回りすることなく線路の下をくぐることができます。
地下道を抜けて、真っ青な世界の中に飛び出すと・・・
遂に呑川が姿を現しました!
地図上でもようやく呑川が開渠になるのが、ここ目黒区大岡山です。
桜新町からずっと流れてきたのかな?というのは次回へ・・・
今回の呑川を歩くの前半は開渠化したここまでになります!
水源から開渠までは、親水公園や広い歩道で子ども用に暗渠を活かす世田谷区と、
選択と集中で人が多いところを駐輪場として有効活用する目黒区を見てきました。
後半では遂に大田区に入り、水の流れを追いつつ、
皆さんも暗渠マニアのスタートとして、呑川を歩いてみては?♡♡