私は鉄子ではなく、地図子です

地図子、25歳。東京都在住。ふらっとあなたの町に。川・地形散歩、鉄道の旅多め。夢はブラタモリ出演と地図子本出版と多摩川沿いにレンタサイクルカフェオープン☆

モロッコ水紀行 -後編 砂漠気候-

あっという間に夏の気候ですね、地図子です!

かと思いきや、涼しい日があったり・・・

このまま全部のお花がどんどん早く咲いていったら、

秋や冬が早まって、どんどん四季が逆転してしまう・・・?

のかと少し心配な最近です。

 

 

 

 

 

 

 

さて、前回は モロッコ水紀行 -前編 地中海性気候- で緑多き北部を回りましたが、

地図子@海外いかがでしょうか?

 

今回は大迷宮フェズの街を出発して、

ロッコの三大山脈の一つであるモワイヤン・アトラス越えをして、

(途中イフレンというアフリカのスイスと呼ばれている街があるのですが、

山の上だと寒くて皆さんコートを着ていました・・・冬はスキーもできるそう)

遂にアフリカでの念願、砂漠気候地帯に突入です☆

 

 

 

 

 

 

 

エルラシディア

 

 

前回最後に立ち寄ったフェズを出て南下していると、

緑は減り、車窓の外には暑そうな景色が見えてきます。

(ただし、実際はイフランのように山の上だと、信じられないくらい寒い)

山を越えると、このような岩だらけの見た目と気温が徐々にマッチしてきます。

 

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砂と岩の間にも水の流れらしきものがある・・・!

と思ったら、何とダムが現れました!

ダムと言っても、日本のように山の斜面に堰き止めている感じではなく、

置けるところにお皿のようにポッと置いてある感じです。

 

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なぜ砂と岩の中のど真ん中にダムがあるのかなと思っていたら、

10分ほど車で走っているとエルラシディアという街が現れました!

エルラシディアとその南にあるエルフードはアルジェリアとの国境にあり、

軍事拠点として造られた街だそうです。

 

流れていた水はズィズ川で、街の近くには川に沿ってオアシスも形成されています。

オリーブ、ヤシ、アーモンドの木が多いです。

水がある場所に戦略的に街が造られたことがよく分かりますね。

 

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メルズーガ

 

 

エルフードから南に進むと、遂に本格的な砂漠になります。

見る限り、砂、砂、砂。

ここでラクダに乗りながら砂漠の朝日を見るというのが、

ロッコ女子旅行定番のコースとなっています。

 

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実はこの辺りを地図で見ると砂漠のど真ん中に湖があり、鳥なども住んでいるそう。

湖は見れませんでしたが、ラクダに乗りながら、

地下から水を汲み出す井戸を見ることができました。

 

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ゴールデンウィークの頃は朝夜で寒暖差が激しく、東京と似たような気温なのですが、

夏になると50℃くらいになるそうです・・・!

現地のベルベル人のおじさんにスカーフで頭をぐるぐる巻きにしてもらいましょう。

 

 

 

 

 

 

 

タフィラルト

 

 

エルラシディアを含むズィズ川沿いのオアシス近辺はタフィラルトと呼ばれています。

ドライバーさんに急に砂地のど真ん中に降ろされて何かと思うと・・・

 

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CAMEL・・・ではなく、CANALですね。

ドライバーさんが左の小屋からるんるん地下に潜っていきます・・・

だ、大丈夫???

 

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実はここには5本の地下水路があって、

オアシスから町へ干上がらせないように水を運ぶために使われています!

現在はそのうちの1本しか水は通ってなく、他はこのように観光に使われています。

階段を降りたところはもう真っ暗でヘッドライト必須です。

 

水を流さなくなった後は、一時期地下通路としても利用されていたそうです。

東京でも夏の乗り換えは地下通路で涼しく行きたいですもんね・・・!

 

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ベルベル人のガイドさんは、モロッコでは現地の町が大都市に頼っているのではなく、

大都市が町に頼っているのだ、と誇りを持って話していました。

水の在り処も食べ物もすべてベルベル人が知っているのだと。

 

自然との共存方法は地球どこでも先人の知恵が大切にされておりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 トドラ渓谷

 

 

タフィラルトから更に西に向かうと、世界の終わりのような赤い絶壁に辿り着きます。

何と言ってもここはロッククライミングの聖地らしいです・・・

こんな崖を登るなんてどれだけ毛が生えた心臓なんだ・・・

 

 

 

すると突如透明感溢れる清流が!

 

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しかし、この清流は下の写真のところで急に湧き出てていて、奥は岩、岩、岩。

こんなに岩だらけなのに、この美しい水はどこから来ているの・・・?

 

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ガイドさんに聞いてみたところ、何とオート・アトラスからの雪解け水でした!

崖の麓から湧き出て、大きな流れになり、しっかりオアシスを作り上げていました。

夏は涼しく、冬は暖かいベルベル人の土の家と併せて、ザ・モロッコ

 

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アイト・ベン・ハッドゥ

 

 

前回のヴォルビリス遺跡やフェズに引き続き、

砂漠の世界遺産であります、アイト・ベン・ハッドゥです。

有名観光地であっても、ズバリ見てしまう、隣を流れるオアシス

 

おまけにアイト・ベン・ハッドゥは川に架かる橋か、

増水すると消えるホッピングストーンを跳んでしか行けません。

川マニアの秘境の地☆

 

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「アイト・ベン・ハッドゥ」とは「ハッドゥさん家」ということで、

「アイト・ベン」というのは苗字によく付くそう。

 

ハッドゥさん家は貿易の中継地にあり、

こちらの山の一番上が所持品を保管する金庫だったそうです。

ガイドさん曰く、「世界で初の銀行だ!」とのこと。

 

上まで登ってみましたが、エクストリーム地形なことに加えて、

丘と丘の間にあるので、常時強風が吹き荒れていること!これは何も盗めない・・・

強風に煽られながら、真の風の谷のナウシカとはこれだと身体に刻みつけられました。

 

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ティシカ峠

 

 

最後にモロッコの地形の雄大さに驚くのが、

アイト・ベン・ハッドゥから大都市マラケシュへの途中で通ったティシカ峠です。

まずは実際に見ていただきましょう・・・じゃん!

 

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オートアトラス山脈を越えて、まさに砂漠気候から地中海性気候に戻るところ!

山脈のゴツさと、しっかり低いところにオアシスが形成されていることに驚きです。

こんな生命体がなさそうなところにが流れていました。地球って偉大ですね。

 

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それにしても落ちたら一撃もありませんね。

この峠を運転するのが私じゃなくてガイドさんで何より良かったと思うばかりでした。

 

 

 

 

 

 

 

ロッコ水紀行砂漠気候(ラップ再び)はいかがでしたか?

砂漠といってもメルズーガのように砂だらけのところだけではなく、

岩っぽいところにはしっかりオアシスが存在していたり、

渓谷地下水路もあり!でモロッコの色々な顔を見ることができました。

地球上の水の来し方が気になってしまった方、是非モロッコへ♡♡

 

余談ですが、日本人観光客の9割は若い女子旅だったため、

ベルベル人のガイドさんは完全に日本の男女比率が1:4だと思っていました・・・

日本の少年たちよ、是非大志を抱いてモロッコへどうぞ!笑

 

 

 

 

 

 

 

最後に、ロッコ旅行へのテンションを高めるためにオススメの2冊です♪

 

→男だったらヒッチハイクをしてみたかった人間なので、とても羨ましい1冊です。

 この方の本を読んで、モロッコはアフリカの中では安全な国だと安心でき、

 気を付けていたので 実際に安全な旅を送ることができました。

 

 

 

世にも奇妙なマラソン大会 (集英社文庫)
 

→恒例のクレイジー高野さんです。飛行機の中で大爆笑。

 一緒にマラソンを走る女性陣との会話が常に漫才ですね。

 それにしても砂漠で足場が悪く、熱地獄の中、43km走るとは探検家恐るべし・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

お題「マイブーム」

お題「これって私だけ?」