ふと思い立って、プチ冒険

私は鉄子ではなく、地図子です

ブラ地図子 -甲府編-

残暑を楽しまれていますか、地図子です。
さて、このブログは「プチ冒険」をテーマに書いていますが、
地図子の傾向として、東京(多摩地域含む)近郊をぷらぷら歩いているときと、
がつんと「京都!」「沖縄!」「モロッコ!」と長距離旅行のときがあります。
何が言いたいかというと、あまり中距離の旅行はしてこなかったんですね。

 

そんな中、最近JR中央線の特急あずさに乗る機会が多くなったので、
あまり旅してこなかった東京から中距離の場所も開拓しよう!
静かな温泉旅さんの気分で回ってみたのが、あずさだと必ず停まるこちら。

 

www.onsen-oh-yu.com

山梨県甲府です。
山梨県と言えば友達と富士急ハイランドや河口湖に行くことはあったのですが、
県庁所在地である甲府をぷらぷらするのは初めてです。

 

そんな甲府ですが、ブラタモリ的に言うと盆地という地形が最大のポイントです。
今回は甲府盆地、どこから見る?」をテーマに、
お気に入りの甲府の景色を探っていこうと思います。れっつごー!

 

 

 

 

 

 

ここはどーこだ?パート1 〜甲府盆地とのご対面〜

 

甲府盆地を眺める旅。
まずはこの写真はどこから見た甲府盆地でしょうか?
見た感じ、ビニールハウスのすぐ上から盆地を見下ろしていますね。

 

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正解は特急あずさの車窓からの甲府盆地です。

 

この甲府、あずさに乗っていると分かるのですが、
高尾を抜けると景色は基本山奥の川沿いか、真っ暗なトンネルです。
そんな中、甲斐大和駅辺りから土地が広い新世界がちらちら見え始め、
勝沼ぶどう郷駅辺りから盆地のヘリ沿いに盆地の景色が楽しめるようになります。

 

特急あずさからの甲府盆地甲府駅を抜けて韮崎駅近くまで楽しめます。
山奥から急にこの広い土地が現れると海が見えそうですが、甲府駅の標高は約275m。
四方を山に囲まれて、しっかり盆地でした。

 

 

 

ここはどーこだ?パート2 〜甲府駅といえば!〜

 

続いての甲府盆地の眺めはこちら!
この写真は下の方にものすごいヒントが隠れていますね。


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ここは甲府に行かれたことがある方ならお察しだと思いますが、
甲府駅のすぐ隣になる甲府城こと舞鶴から見た甲府盆地です。

 

お城の位置というと大きく分けて2パターンあると思っています。
1パターン目は江戸時代の街の中心と明治時代以降の街の中心が違っていて、
江戸時代の中心のお城と明治時代以降の中心であるJRの駅が離れている場合です。
今までのブラ地図子だと松江会津などが良い例ですね。

 

一方、2パターン目は水戸のように明治時代の廃城令により、
元々のお城の敷地が分断され、公共施設などに置き換わっている場合です。
舞鶴城は明らかに後者で、元々の敷地はもっと広く、
北側は線路の反対側の甲府市歴史公園、西側は山梨県庁や県議会議事堂も
廃城になる前は舞鶴城の一部だったそうです。
甲府駅舞鶴城の敷地内に造られ、現在ではその距離は約350m!

 

特急あずさに乗っているときは城壁で隠れていて気が付かなかったのですが、
舞鶴城は甲府駅に近い北側の方が南側より高くなっています。
天守台からは甲府盆地が一望できるので、戦国武将気分が味わえますよ。

 

 

 

ここはどーこだ?パート3 〜過酷な自転車旅〜

 

次の甲府盆地の写真はこちら!
先ほどの舞鶴城からの眺めよりだいぶ建物が小粒になっていますね。
ここは一体どこなのでしょう?

 

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正解はブラタモリの放送でも出てきた、山梨県立科学館の展望台、
またの名を愛宕山展望台からの眺望です!

 

 

地図を見ると甲府駅の近くかと思いきや、歩くと約2kmという微妙な距離感です。
甲府駅から山梨県立科学館へのバスもあるのですが、本数が少なく時間が合いません。
徒歩もバスも電車も封じられた時の最終手段は・・・レンタサイクル!

 

甲府 レンタサイクル」と調べてみると、甲府観光ナビのサイトが出てきたので、
書かれていた4つのホテルで借りられるか尋ねてみました。
ホテル談露館さんで無事電動自転車をお借りして、れっつごー!

 

ここでもう1つ地図(というかGoogle Map)のトラップが・・・
展望台ということで予想がつくかと思いますが、
甲府駅(標高275m)と展望台(標高425m)の高低差はなんと・・・150m。

 

どういう景色かというと・・・

 

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ここを自転車で登るのはバカか地図子しかいません。


前半は景色はいいですが、ガードレールなどもほぼない崖(車は通行不可)、
後半は車道と合流するのですがヘアピンカーブばかりで行けど行けど辿り着かない。
ヘアピンカーブで3回くらい本気で引き返そうと思いました。返却時間迫ってたし・・・

 

それでも3回目引き返そうとした直後に山梨県立科学館の駐車場の入口が見え、
足がガクガクしながら無事ゴールイン!
感動の景色が先ほどのこちらの写真です。貴重なので再掲します。

 

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自転車の返却時間が迫っていたので、こんな労力をかけて漕いだにも関わらず、
滞在時間は約5分!
泣く泣くこの眺望とお別れしたものの、風のように下り坂を降りていき、
下界にはあっという間に辿り着きました。
この記事を読んで行かれる方には、圧倒的にバスかレンタカーをオススメします。

 

 

 

ここはどーこだ?おまけ 〜噂のあそこです!〜

 

最後のおまけの甲府盆地の景色はこちら!


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急に系統が変わったぞ?とお思いのあなた。
ここは噂の山梨県立リニア見学センター内のジオラマです。
可愛くてつい載せてしまいました。ジオラマ大好き。

 

甲府駅に降り立つ直前にわざわざ高速バスを駆使して訪れたこの見学センターですが、
タモリさんもご覧になったリニアの走行試験に心を躍らせながら行ったところ、
直近の1週間のうち、地図子が訪れた日だけ走行試験はお休みでした。
なぜ事前に日程を確認しなかったのだろう・・・


地図子が本物のリニアを見ることができるのは先のことになりそうです。
良い子はこの案内で事前に走行試験の日程を確認してから行きましょう。

 

 

 

今回のブラ地図子@甲府はここまでになります。
甲府は盆地だからこそ、周りの山から盆地全体を眺めることができて、
地図好きにはもってこいの場所でした。
大切なことなのでもう一度言いますが、
山梨県立科学館の展望台にはレンタカーかバスで行くことをオススメします。

 

皆さんも色々な場所から甲府盆地を眺めてみては?♡♡

 

 

 

今週のお題「わたしの自由研究」

今週のお題「夏を振り返る」