私は鉄子ではなく、地図子です

地図子、24歳。東京都在住。鉄道男子と散歩女子の中庸をいく。暇さえあれば、Google Mapで妄想旅行。夢はブラタモリ出演と地図子本出版と多摩川沿いにレンタサイクルカフェオープン☆

山手線二十九景 -23 駒込-

生きていると、逃げ出したくなる日もある。

 

 

 

 

 

 

 

逃げ出したいな、と思ったら、多分逃げ出した方がいい。

少し逃げ出せば気分が変わるのであれば、少し逃げ出すのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

chizuchizuko.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

逃げ出し過ぎなのでは、という心の疑問は一旦置いておいて、

今回は東急東横線沿いの駅で真面目に生きることに疲れたので、

東急東横線で逃げ出そうとした。

 

 

 

・・・と思ったら、やってきたのは東京メトロ日比谷線直通だったのだ。 

 

 

 

日比谷線は普段乗らないが、うーん・・・

と思い切って乗ってみた。

どこかオアシスはないか、と日比谷線の路線図を眺める。

 

 

 

 

 

 

 

都電荒川線・・・

都電荒川線の終電が日比谷線三ノ輪駅にあるようだ。

オアシスはここに決定した。

 

 

 

 

 

 

 

三ノ輪駅で降りると、当時まったく無縁だった下町情緒が広がっていた。

昭和な商店街を横目に、都電荒川線の小さいホームへ歩く。

女1人で午後3時くらいの都電荒川線にぽつんと乗って、揺られる。

どこを通るのかはよく分かっていない。

 

 

 

「お嬢ちゃん、どこ行くの?」

隣に座っていた60代くらいの男性1人と女性2人のグループがいて、

男性に話しかけられた。

 

「初めて都電荒川線に乗ったので、どこかぶらぶらしようと思っています」

と応えると、

 

「そうなのか~、僕たちもう大体ふらふらしたから、これを1枚あげるよ」

と、都電荒川線の回数券を1枚くださった。とても嬉しい。

 

「ありがとうございます。どのあたりに行かれたんですか?」

と聞くと、うーんと悩みながら、

「この旧古川庭園あたりがよかったよ!」

と教えてもらえた。

 

 

 

オアシスが具体化された。

お礼を言って、飛鳥山駅から南北線沿いの道を歩くことにした。

 

 

 

 

 

 

 

駒込といえば、そのときの風景なのである。

北区の中に少し文京区が香っていて、人通りは少なく、

突如旧古川庭園のような大屋敷が現れる。

気軽さの中に、尊さがある。

 

 

 

 

 

 

 

駒込は気品と、人の優しさが染みる街だった。

それにしても、少しだけ気になっているのは、

男性1人に女性2人とは、どのような仲だったのだろうか・・・

 

f:id:chizuchizuko:20170604094837j:plain

f:id:chizuchizuko:20170604094839j:plain