ふと思い立って、プチ冒険

私は鉄子ではなく、地図子です

地図子の本棚 パート1

皆さんこんにちは、地図子です!

本日は普段と趣旨を変えて、

地図子が最近読んで面白かった本を紹介したいと思います!

もちろんテーマは地図・歴史関連ですが、

本気の地図ものから旅行記まで色々読みます♪

 

地図子は小さい頃から本を読むことが好きなのですが、

たまに何を読んでも面白く感じられない時期があります。

そういうときは大抵自分が本当に何が好きかが、

自分でよく分かっていないときだと思います。

 

最近は好きな内容でこの地図子ブログを書いているため、

この本面白いな~と感じる機会が増えて、とても嬉しいです!

 

地図子ブログを読んでくださっている皆様にも、

一見つまらなく思える日々でも、

よーく見たら面白いこともたくさん転がっている!

というのを地図子ワールド全開の本たちから感じ取っていただければ

この上なく幸せです!

 

 

 

 

 

 

 

さて、紹介する本1冊目は:

 

「水」が教えてくれる東京の微地形散歩

「水」が教えてくれる東京の微地形散歩

 

 

第1弾はガチ地図系の本ですね(笑)

この本は、私が神田川の記事を書く上で大変参考にさせていただきました。

こちらの最大のおすすめポイントは、

東京23区の地形図が綺麗に掲載されているところです!!

こんなにカラー地形図が充実している本、地図はあまり見かけません。

おそらく本の1/3くらいは見開きの地形図です!

読んでいるだけで、アップダウンを含めた妄想散歩ができます。

 

 

 

特に文京区の椿山荘近辺の内容は40ページほどかけて書いてあり、

地形と歴史両方から見て、どうしてこの地域に大名屋敷が多いのかが

仮設も交えてしっかりと説明されています。

 

また、その他にも銀座・日比谷近辺、麻布・六本木近辺、

石神井川の歴史の話もあり、

最後には多摩川から玉川上水を引いた経緯も書かれているため、

都内に住んでいる誰が読んでも

自分が住んでいる地域・仕事している地域について

歴史や地形に関して「ほ~!!」と新たな発見がある一冊です。

 

 

 

 

 

 

 

続いて、2冊目はこちら。

 

タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?

タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?

 

 

地図子大好き、タモリさんについての考察が書かれた一冊です。

筆者の方が過去のタモリさんの発言から、

タモリにとって○○は何か、というお題で10章書かれているのですが、

こういう考えだからタモリさんが唯一無二の存在なのか!

と納得できるところが多いです。

 

このブログを書き始めてから、

地形のことを書いて何か意味があるんだろうか?と悩んでいたのですが、

「意味をずーっと探すから、世界が重苦しくなるんだよ」

「すべての出来事、存在をあるがままに、前向きに肯定し、受け入れる」

と書いてあり、すべての出来事をあるがままに受け入れるからこそ、

いいともやブラタモリがアドリブ形式でわくわくするのだと思いました。

 

同時に、自分が地形や歴史が好きだという事実を受け入れて、

それが巡りめぐって何かに繋がればいいなと思えるようになりました。

 

 

 

自由でフラットなタモリさんが自然体で活躍されているというのは、

存在だけでも日本社会の希望だと思います。

社会に行き詰まりを感じたときに読むのがおすすめです!

 

 

 

 

 

 

 

さて、感想がかなり真面目になってしまいましたが、

3冊目は意味を探さず、無意味なことを全力で実践していらっしゃるこちら!

 

 

 

謎の独立国家ソマリランド

謎の独立国家ソマリランド

 

 

 あ~大好きです。高野さんの本全般が大好きです。

地形関連というよりは旅行記なのですが、高野さんは、

「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」

としていて、信じられないようなところに行って、

信じられないような人に会って、

信じられないような文化、慣習、社会構造について書かれています。

 

この謎の独立国家ソマリランドが一番衝撃的だったのは、

国家がない社会が現代でも成り立っているということです!

縄文時代でなく、現代にそんな場所が実在するんだ!と驚きです。

 

 

 

仕組みとしては、氏族が機能していると1つの国家は必要なく、

また、精算方法がしっかり決まっていることが問題を長引かせない秘訣のようです。

いつも地図子の想像の範疇を超えてきます(笑)

 

でも、確かに国家内の一例を全員に当てはめなくていいんじゃないの?

政府が決めたって言っているけど、誰も責任取れないんじゃないの?

と思うことが、日本社会に住んでいると多々ありますね。

 

 

 

実は謎の独立国家ソマリランドはかなり本格的な方で、

その他に本当にくだらない(笑)けど真剣に読んでしまう本もたくさんあります。

先日読んだのは、「腰痛探検家」だったのですが、

地図子が下の記事で書いたよりも更に、腰痛に囚われていて

大声を出して笑ってしまいました。

腰痛って一度なると、腰痛のことしか考えられなくなって、

恋みたいというところに激しく共感です☆(そこかい)

 

chizuchizuko.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

本紹介最後のおまけは:

 

多摩川散策絵図―源流から河口まで (村松昭散策絵図シリーズ (4))

多摩川散策絵図―源流から河口まで (村松昭散策絵図シリーズ (4))

 

 

ふふふ、多摩川ラブなのでこちらです

インスタグラムでご紹介いただき、なんと買ってみたのですが、

中は水源から河口まで多摩川とその近辺地域が細長く描かれています!

 

これを見てショックだったのは、

地図子は河口から羽村まで行ったことあるのですが、

この地図を広げてみたらその距離はほんの2/3くらいだったということです!

全然多摩川マニアじゃない!!!

 

この地図を持ってまた多摩川散歩してみたいですね~!

今度は奥多摩の方まで♪

 

 

 

 

 

以上が地図子の本棚になります。

皆さんのお気に入りの本が見つかりますように♡♡